アクセスの良い羽田空港と比べ、成田空港はその距離と交通費が問題です。できるだけ成田までの移動にお金を使いたくない・・・。
そんなワガママに答えてくれるのが「東京~成田 900円」のリムジンバスです。実際に乗ってみた模様を紹介します。
東京駅から成田空港まで、普通のリムジンバスが900円?!
どちらかといえば成田空港を利用することが多い私。
普段は日暮里駅から京成スカイライナーを利用するのですが、先日、東京駅からリムジンバスを利用してみました。
今回、利用してみたのは平和交通さんの「THE ACCESS 成田」(アクセス成田)というバス。
そう、このバス、なんと東京駅から成田空港まで900円で乗車することができます。
どの程度お得なのでしょうか?
◆成田エクスプレス (東京駅から) 2,940円 60分程度
◆スカイライナー(日暮里駅から) 2,400円 45分程度
成田エクスプレスの1/3も安いです。なんと、往復すればその差は3000円にも。他にも便利なポイントがあります。
- 東京駅前から成田空港ターミナル間を70分
- 停留所は八重洲口改札の目の前(銀座駅発もあり)
- 日中の運行の間隔は20分から30分程度
- 予約不要!
運行本数は比較的多く、しかもリーズナブルなお値段ですし、とても利用しやすく感じました。
アクセス成田は大手バス会社が運転しているので安心
何年か前に関越道でツアーバスが大事故を起こしたこともあり、格安バスはちょっと敬遠、という人も多いと思います。
でも、高速バス運行に長年の実績があるJRバスさんが共同運行、ということで安全面は安心です。
現在はアクセス成田のほかに東京シャトル、成田シャトル、有楽町シャトルも運行されています。乗り場は異なりますが、いずれも改札すぐが乗り場です。
乗り場はJR東京駅の改札口 目の前
東京駅、八重洲口に降り立つと目の前に高速バス乗り場があります。7番の柱、上に「成田空港行き」と書かれたところが乗車口。
予約を持っていない人は先着順。前日までに予約をしなかった私は赤いロープに並びます。
一回も信号を横断しなくて良いので、大きなスーツケースを持っていても移動は楽でした。
1000円を乗車時に払い、成田空港へ!
私が乗車したのは15:10発の成田空港行き。発車10分前頃、じわじわと乗客が増えていき満席に近い状態になりました。
ガラガラの車内を期待していたのですが、銀座始発だそうで、東京駅で乗り込めば既に半分ほど席が埋まった状態。
※現在は人気と認知度が高まっているので、事前予約をしないと乗れないこともあるそうです。
車内にはトイレの設置もあり、また、前後の席の間隔は飛行機のエコノミー席より広かったです。
東京駅にほど近くにある宝町料金所から高速道路に入り、東関東道路を経由。右手にディズニーランドを眺めながら、うとうととしているうちに
成田空港に到着しました。高速道路の渋滞が心配でしたが定刻どおりの到着でした。
預けたスーツケースはターミナル毎におろしてもらえます。
乗車時にターミナルを聞かれると同時に、色分けされたタグをつけるので間違いは起こらないという仕組み。
しかも、トランクの右と左をそれぞれ使い分けていましたので、よっぽどのことが無い限り荷物が行方不明になることはなさそうです。
成田空港の各ターミナルに停車したバスはそのまま東京駅・銀座駅への折り返しになるそうです。
トイレ付きのバスで、とても快適な70分!
乗車前まで、「安かろう悪かろう」の覚悟はしていたのですが、全くそんなことはナシ。安いし、しかも良い!
また、全てがトイレ付の新型の車両というのも好感が持てました。
ジェットスターやバニラ・エアなどLCCを利用する際にも確実に便利だと思います。
現在では運行ルートや運行会社が豊富になりました。
現在は認知度と人気が高まってきたので、出発便が重なる時間には予約がないと乗れないこともあります。
私も一度、逃したことがあるので、それ以来は予約を入れてから乗り場に向かっています。
現在ではTHE アクセス成田と東京シャトルの2社がそれぞれ運行しています。どちらもほぼ満席なことが多いです。