ハワイへの飛行機旅でよくある悩みが「足がむくむ」というものです。
むくんだ状態でハワイに到着してしまうと、初日がひたすらツラいもの。飛行機内でできる、むくみ対策を紹介します。
むくみが残るとハワイ初日が地獄!
長時間のフライトにつきものなのが、足のむくみです。
飛行機に長い時間乗っていると、どうしても脚に違和感を感じてしまいます。
長時間のフライトを降りてから、足がパンパンになってしまった経験、ありませんか?
特にハワイ旅行では、他の旅行先と違いむくみのツラさを感じやすいといわれています。それは旅行のスケジュールによるもの。
日本を発った飛行機がハワイに到着するのは午前中。そして、ホテルのチェックインは夕方。
スーツケースは事前に預けられますが、観光にビーチに、日中はアクティブに動き回るので、足を休めるタイミングがありません。
パンパンの脚でハワイ初日の観光を?!
8時間弱、同じ姿勢で過ごしていると、どんなに健康な人でも足がむくんできてしまいます。
さらに、ハワイまでの飛行機内では気圧差もあります。
気圧の変化と狭い座席で足がパンパンになってしまい、ハワイ到着と同時にグッタリ疲れてしまった・・・。という声もよく聞きます。
前日からジワジワと疲労がたまって、パンパンになった足でハワイ初日を迎えるのは、考えるだけでしんどいです。
しかも、ハワイ旅行中は脚を見せるファッションが多くなりがち。パンパンの足はあまり見せたくないものです。
むくみの原因とは?
足がむくんでしまう原因は血液の循環の悪化にあると言われています。
心臓から送り出された血液は、栄養分や水分を身体のすみずみに、細胞レベルまで運びます。そして、細胞で不要となった(古い)栄養分や水分が心臓へと送り返されていきます。
しかし、その循環がうまくいかず、栄養分や水分がたまったままになってしまうと「むくみ」になってしまいます。
特に、長時間同じ姿勢でいたり運動が足りなかったりすると、その循環機能は落ちてしまいます。
機内では脚をリラックスさせよう
足は心臓から一番遠い位置にあり、重力の影響も受けやすく、靴でしめつけられている状態にあるため、過酷な環境におかれています。
そのため、最もむくみを感じる場所なのですね。
飛行機内は持参のサンダルで過ごすのがオススメ
スニーカーやおしゃれなサンダル、ヒールで長時間を過ごすと足がとても疲れてしまいます。
靴は足首をしっかりと固定し、歩いたときに指がバラバラの動きをしないように締め付けるつくりになっているからです。
足をリラックスさせるためには、飛行機内ではスリッパがあるとラクに過ごせます。
靴下で過ごしてもいいのですが、トイレに立つときなどに毎回、靴を履かなければなりません。
たまに、スリッパが用意されている飛行機もありますが、薄手で使い心地は良くなかったです。
おすすめはスリッパに近い、柔らかな素材でできた、底がしっかりとした素材のサンダル。
履き心地以外にもおすすめの理由があります。
エコノミークラスでは清掃が行き届いていなくて、トイレの床が汚いこともあります。
水(や、何だかの液体)がこぼれていても対策できるよう、厚手のサンダルなら安心です。
ハワイ到着後に使えるようなデザインのものを持っていくと、飛行機内だけでなくビーチやホテル、プールサイドでも使えて便利ですよ。
このサンダルを履いていれば空港でも歩けるし、むくみ対策の運動として飛行機内をウロウロ歩くのにも違和感がありませんよ。
冷え性で、足が冷たくなってしまうのが心配な人には保温素材のスリッパがオススメです。
たたむと小さくなるので、カバンに忍ばせておくと心強いです。
むくみ取りソックスも有効
同じ姿勢でいるだけですぐにむくんでしまう、という人におすすめなのが「むくみ取りソックス」です。
足を動かさないで座席でじっとしていると心臓のポンプ作用が行き届かず、うまく循環しなくなってしまいます。
「むくみ取りソックス」は座っていても足に水分が溜らないように、足を効果的に圧迫して循環作用を促してくれるので、オススメ。
靴とは違って、適度な締め付け具合なので長い時間はいていても疲れは感じません。
家を出発するときか、空港のトイレで履いてしまうのがオススメです。
むくみが起こらないようにサプリの摂取も
足にたまりすぎた水分を、サプリで解消する方法もおすすめです。
むくみの原因にはカリウムという物質の不足があると言われています。
カリウムには、細胞内の浸透圧(水分量)を一定に保つ働きがあります。つまり、その量が不足してしまうとむくみが起こってしまいます。
カリウムはアボカドやキウイに多く含まれますが、飛行機内でアボカドは食べづらい・・・。
そこでオススメなのが、サプリでカリウムを摂取すること。
場所を選ばず、着替えの必要も無いので手軽に出来るむくみ対策かもしれませんね。
私がむくみ対策としてハワイ旅行に持って行っているのは「するるのおめぐ実」。
パッケージが小さいので飛行機内でも目立ちにくいし、植物性由来の成分で作られているので安心して飲めます。
足元が広い座席を選ぼう
なるべく足元が広い座席を選ぶ、というのもオススメのむくみ対策です。
足を自由にのばせればラクな体勢をとれますし、隣に気を使わず席を立ちやすいので飛行機内をウロウロと散歩しやすくなります。
足元の広い座席はプレミアムエコノミーや、前に座席がない「非常口座席」とよばれる座席があります。
いずれも追加料金がかかりますが、前の人が座席をリクライニングしてくる可能性も減ります。
むくみ対策だけでなく、フライト自体が快適になります。
スリッパや着圧ソックス、広めの座席で対策!
ハワイ初日を思い切り楽しむためにも、飛行機内のむくみ対策は本当に重要です。
到着後、夕方まで足を休められなかったり、足の露出が多い格好が多くなるなど、ハワイ旅行では足がグッタリ。
スリッパの持参や着圧ソックス、サプリなどできるだけの対策をして、むくみ知らずのハワイを楽しみましょう!