子連れでANAの2階建て飛行機、フライングホヌを利用したハワイ旅行記です。
私たち以外にも子連れの旅行客が多かったです。
飛行機に子どもと乗る際に気をつけたいポイントも紹介します。
ANAハワイ便「フライングホヌ」機内の様子
私たちは夫婦+子ども(3歳児)+幼児(9ヶ月)の組み合わせでハワイ旅行へ行くことに。
ANAのハワイ便にはA380というオール2階建ての飛行機が使われています。
新しい機体ということで、機内が広いのと清潔感がありそうだったのでANAを選びました。
(成田発着のハワイ便がフライングホヌ便です)
フライングホヌに入った瞬間から、ハワイアンミュージックが流れていてリラックスできる雰囲気でした。
広々とした天井には虹色のライトがイルミネーションされていて、室内はまるでアトラクションに乗ったような気分です。
子ども達も大喜びでした!
子供はA380オリジナルのおもちゃ
座席についていたアメニティには、枕やブランケットの他にスリッパなどが用意されていました。
以前乗った海外の航空会社とは違い、ANAはエコノミークラスでも色々なアメニティがあって、快適なハワイまでの旅行ができそうです。
子供たちには「フライングホヌ」オリジナルのオモチャをプレゼントして頂きました。
座席の幅が広くて、子ども連れに嬉しい
フライングホヌを選んで良かった点といえば、座席の幅に余裕があったことも挙げられます。
私たちは子供1人+膝に抱えて幼児1名で、3席を予約していましたが、フライト中は幼児を座席の間に座れるくらい余裕がありました。
フライングホヌは座席モニターが楽しめる
座席に付いている画面も大きく、アニメーションも豊富なため、子供たちは飽きずに画面に食いつきいつの間にか就寝していました。
画面の中には、有名なハワイ旅行の情報誌が丸々1冊入っていたり、フライングホヌオリジナルの動画が入っていたりと、普通の国際線よりボリュームが多いです。
大人がずっと起きていても7時間半のフライトを楽しめる内容が詰まっています。
ANAには授乳用の多目的室もある
ハワイ線ともあり、乳児を連れたの搭乗者も多く見られました。
フライングホヌの最後尾に多目的室があるので、授乳やオムツ替えの時にはそちらを利用されているようでした。
便利ですね、多目的室。
子連れでハワイ便に乗るときの工夫
さきほど、子どもたちが座席モニターを見ているうちに寝てしまったと書きました。
普段はなかなか寝てくれない子供たちですが、今回は子連れハワイ旅行ということで出発前に工夫をしてみました。
出発日に昼寝をさせない
登場前に空港のキッズスペースでたくさん遊ばせる
耳が痛くなって騒がないように、ストローマグでこまめにジュース補給
フライングホヌの機内がアトラクションのような照明だったり、A380オリジナルのおもちゃを貰えたのでそれも楽しく過ごせたようです。
このほか、子連れでハワイ旅行前に準備することと言えば「キッズミール」の事前注文です。
機内食はボリューム満点、しかも美味しい!
ハワイ便の機内食は軽食も入れれば、計3回、提供されました。
夕食+おつまみ(ナッツとチーズ)+朝食が配られました。
ディナーは有名レストランとコラボした機内食で、グリルチキンとグリンカレーのメインと、副菜2品は海老のカクテルとかぼちゃのサラダでした。
それにパンがついてくるのでボリュームも満点です。
味はとても良く、誰もが好みそうな味で大変美味しかったです。
いままでのエコノミークラス機内食で最も良かったような気がします。
量が多かったので、パンやチーズの類は残して、機内消灯後にお酒と一緒にツマミとして頂きました。
朝食はハワイでのおやつに
朝はハワイに着く1時間前に袋に入ったマフィンとポップコーンが配られましたが、お腹も減っていなかったのでバッグに入れて小腹がすいたとき用に。
事前に予約するとアレルギー対応や宗教対応してくれるので、気がかりな方はANAのサイトにて変更してもらうのもありだと思います。
子供は年齢ごとに機内食を選ぼう
子どもは年齢ごとに食べられるものが違うため、ハワイ旅行前に機内食の事前予約が必須です。(ANAウェブサイトから可能です)
夕食、おかし(グミなど)、朝に軽食(サンドイッチ)が提供されました。
夕食にはフライングホヌのオリジナルのカトラリー付き!
3歳の子どものチャイルドミール(子供用機内食)にはかわいらしいデコレーションのお弁当。
9ヶ月の幼児にはマッシュポテト+野菜具沢山のみじん切りジュレと、キューピーのフルーツベビーフードでした。
いつもの食事を持って飛行機へ乗ろう
3歳児は好き嫌いが多く、ディナーや朝のサンドイッチには手もつけず、9ヶ月児も離乳食の味が苦手だったのか口にせず、持参したご飯やパン、離乳食を食べていました。
せっかく事前予約したのですが、子どもの食事は難しいですね。
これから、子連れでハワイ便に乗る人へアドバイス
いろいろな準備をしてからハワイ旅行へ臨んだ私たちですが、反省点というか、次に活かしたいこともありました。
子供用のミールについて
子どもや家庭の食生活によると思いますが、低年齢の子どもは普段食べ慣れてないものを食べません。
お子様ランチを食べ慣らしておくなど、機内食に寄せたような食生活にするか、普段食べているものを持参するのが良いと思われます。
ハワイへは肉類は持ち込み不可なので、お魚系の離乳食やおにぎりなどを持ち込みました。
機内の感想や温度について
フライングホヌの機内は、他の機体よりも少し暖かめな温度設定になっているそうです。
子供たちは寝るとき暑苦しそうにしていました。
なので、肌着だけの状態で寝かせる事にしました。周囲を気にする方であれば、ボロボロではなく、それなりの肌着を着させていくと良いかもしれません。
機内はもちろん乾燥もしていましたので、濡らしたハンドタオルを絞って、テーブルにかけて寝ました。
ハワイ旅行でANAを選んで良かった!
今回のハワイ旅行、往復ともにANAのフライングホヌ便を選んで良かったと思いました。
飛行機(エコノミー)での旅行といえば、機内が狭くて子どもが窮屈に感じてしまうという心配があります。
でも、新型のA380型機は天井が広く圧迫感がないので、息が詰まるような感覚をまったく感じませんでした。
これは本当に良かったです。
2階建てなので、窮屈なイメージをしていましたが搭乗すると、広々とした機内で嬉しかったです。
また、キャビンアテンダントの質が良いという点もANAのハワイ便で良かったと思えた点です。
さすが日本の航空会社の接客サービスという感じで、我々が子連れともあり、気遣いが上手でした。
子供がぐずっている姿を見るとオモチャや本を持ってきてくれたり、乳児を見て枕を追加して頂いたりと、気配りが素晴らしかったです。
声掛けも物腰柔らかく素敵でした。
これから子連れでハワイ旅行を考えている人はANAを選ぶのがおすすめです!